アフォリズム、その16

方法が正しくても、いい結果がでないことがある。


方法が間違っている場合、まれに望ましい結果になることがある。


同じであるということは、無駄である。Sameness is a waste.(カリム・ラシッド)


創造的破壊(シュンペーター)ばかりがもてはやされているが、いまの世界では破壊的破壊のほうが流行している。


創造性と病はほとんど同じものである。


ビートルズがいいのは、元曲がいいことと、プロデューサーが細かく他の楽器を入れたり、テープの操作をしているからだ。


たとえば、ポール・マッカートニーは、社会的には"Sir"であるけれど、精神面ではほとんど病である。だからあのような曲が書ける。才能で書いているというのではなく、これは病なのである。


よく言われているのとは違い、凡人に欠けているのは才能なのではない。創造的なものに転化しうる病である。


ビートルズは予想以上に多言語である。
公式録音されている曲だけでも、ドイツ語(2曲、アルバム、『ビートルズNo.5』)、フランス語(『ミシェル』)、スペイン語(『べサメ・ムーチョ』)がある。『レボリューションNo.9』や、『マクスウェル・・・』ではジョイス的な言葉遊びが頻出する。


自分で山を意味もなく築き、それを自分で元通りにする。そんなことですら人の自信になりうる。


その意味ではケインズは正しい。あるいは正しかった。政府が、大きな穴を掘ってそれを埋める事業を起こすと景気はよくなる、ということ。ここでは"心理的乗数効果"。


健康な身体は、なにも生み出さない。だからといって、あえて病になってみても、あるいは中毒になってみても、所詮、杉の木は杉の木である。


木は、地中深く根を張らせるが、残念ながら(あるいは幸いに)人間には根がない。この「動く」という性質が人を人にしている。かりに寝たきりでも、観念で人は動きうる。




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