アフォリズム、その17

人の生はせいぜい70年間のことである。1年が70回。


忙しいときほど、読みたい本が出版される。

忙しいときほど、会いたい人から誘われる。


世界は比で出来上がっている。しかし、その比を計算しようとするのは生物だけである。


ある人の眼、立っているときの姿勢、歩き方を見れば、その人の性格の6割を当ててみせよう。あとの3割は、食事をするかゴルフをすればわかる。


意志。意志には、意志をもとうとする意志が必要である。意志の意志(ハイデッガー、『ニーチェ』)。「意志はある」There is a willはずもない。


小説という19世紀の形式。現実と主人公の空想との間の無限のダイアローグ(弁証法)。


ニーチェ、ハイデッガーとの格闘というより競技。自分がいま考えていることは、おそらく世界で数人しか考えていない。だがしかし、まだその考えは鮮明な形を取っていない。ここではヘーゲルが決定的な役割を果たす。そしてハイデッガー。


事件。アクシデント、インシデント。ただ忘れさられるために、事件は必要である。忘却のための上書き。とくに大事件ほど忘れられやすい。9/11は、この忘却現象を強化した。


有能な人は、お金のあるところに集まるように見える。しかし実際は、お金が有能な人たちの手と手をつなぐ役割を果たしているだけである。もっとも、この有能には擬似的有能も含まれる。


ためしに、1年を4回に分割してみたまえ。ほかの人にとっての1年は、自分にとっては4年になる。企業はちょうどそうしている。


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