新国家社会主義① Neu National-socialism

国家社会主義という言葉にはwikiにもあるように、いろいろな意味が込められてしまう。ここでは、政府による多くの企業の国有化と統制経済、と簡略に定義しておきます。



さて、ここでは、「現在はアメリカ、ロシア、UKが新国家社会主義とでも呼べる状況に入っている」ことを示しておきたいと思います。



アメリカの場合の2,000年付近を考えます。株価の上昇があり、ITバブルが起き、そして一時的にバブルが崩壊しました。その後9/11事件があり、1ヵ月経たないうちにアフガニスタンを空爆。実質的に戦争状態になっていた。

その後のイラク戦争があるのはご存知のとおりですが、アメリカ政府の支出は「戦争経済化」で大幅に増加しました。この支出も土地バブルと株価バブルに寄与したといえます。

イギリスも同様でありました。当時のブレア政権とブッシュ政権は密接な関連をもっていました。UKでもバブルが起きていたのはこのBlogの読者なら(いるのか?笑)ご存知のとおりです。


2006年~ のサブ・プライム問題と金融危機となり、今週のAIGへのアメリカ政府の3兆円の追加的公的資金の注入になります。




UKでもRBSやノーザン・ロックが実質国有化されています。



現時点では、金融・証券系の企業に、政府の管理・干渉が入っている。それは企業の自由な行動を奪いますから、アメリカ経済の伸びを妨げるだろうと投資家から見られ、それでアメリカの株価は下がっています。

この「国有化」は、要するに(誰もそう呼ばないけれど)国家社会主義でしょう。もちろんここでは上記の意味で使っているのであり、ファシズムであると主張しているわけではありません。ここに「神話」や「国家意識」や「カリスマ」が入ってきて、実質的に個人の自由までが制限されれば、それはファシズムです。


ドイツやスイス系銀行も大幅な損失を出しているなかで、この動きは強まるのでしょうか?


ロシアについていえば、メドベージェフ=プーチン政権が、国家社会主義を構築しました。もはや資本主義の自由な動きは抑制され、いくつかの有名企業では政府から人材も派遣されています。


ただし、なにも1930年代と同じことが起きていると主張しているわけではまったくありません。規模は今度のほうが圧倒的に大きいですし、資本主義の危機としては今度のほうが深刻でしょう。自分自身は大きな戦争が起きるとも思っていません。

危機は、その危機を見据えることで、はじめて対応策が出てくるのです。暗い話をしたいわけではなく、書き手としては実に前向きな姿勢で現在の危機を見据えようとしているのです。

(続く、かも)







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