急激な力学の変化、外交の変化

今年に入って、外交的な変化が加速しています。

+ロシアと中国が組む。目標は「ドル離れ」。少なくともドル保有のリスク回避
 (アメリカはガイトナー財務長官がこの件で訪中。しかしイニシアチブは中国にある)
http://extra.at.webry.info/200906/article_6.html
こちらに以前多少詳しく書きました。


+その中国は、アフリカだけではなく、ラテンアメリカ諸国と、密接な外交関係を構築中。
(もちろん資源の問題もあるのでしょう。またラテンアメリカ諸国からすれば、投資をしてほしいのですね。もはやアメリカの裏庭ではないのです)


+韓国とアメリカは、以下のことを確認。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061601001079.html
(上記よりそのまま引用します)

________________________

一、米韓は包括的戦略同盟を構築。

一、米国は韓国に対する「核の傘」を含む拡大抑止を持続的に約束し、強力な防衛態勢を維持。

一、韓国は自国の防衛で主導的な役割を担い、米国は朝鮮半島と域内外の軍事力で支援。

一、経済・貿易関係を深化させ、米韓自由貿易協定(FTA)進展のために共に努力する。

一、同盟を通じた朝鮮半島の強固な平和を構築、自由民主主義と市場経済の原則に立脚した平和的統一の実現を目指す。

一、北朝鮮の核兵器と現存する核計画、弾道ミサイル計画の完全で検証可能な廃棄と、北朝鮮住民の基本的な人権尊重のため協力。

一、テロや大量破壊兵器拡散などのグローバルな問題への対処で緊密に協力。
_________________________

要するに、北朝鮮の「攻撃と崩壊」にそなえてがっちり手を携えましょうということです。
「核の傘」の約束と、北朝鮮住民の人権の確認はきわめて重大。


これを受けて、直後の先月6月末の日韓首脳外交。「連携を確認」はいいとは思うのですが、なんのどういう連携を確認したのか、よくわかりません。
この部分を明確にしておかないと、弱点になります。そして弱点というのは攻撃されやすい。発表をしないとないのと同じです。

米韓で行なわれたような内容の確認ができるかはむずかしいですが、決めるべきことははっきりしていませんか?


最悪のシナリオは、
日本地域が北朝鮮からなんらかの攻撃を受けて、アメリカ軍が充分にそれを守れず、日米の関係が悪化。そして日本(国家しての日本)の「孤独化」でしょう。
日中関係、日韓、日露、どれも悪くはないけれど、よくもない。


一方、アメリカ財務省証券の値動き。

http://online.wsj.com/mdc/public/npage/2_3051.html?symb=UST30Y&page=bond

今年の年初にもっとも値段が上がっています(利率は下落)。30年物の場合2.6%にまで下がっています。これは
ファンドなどの投資が株や商品に向かわなかったということでしょう。それでまだ相対的に安定な米国債を買っておこうとしたと理解するのが適切でしょう。


欧州の動きも急激です(これは長くなるので後日)。


日本地域は、国政選挙や、民営化の話が主になっていますが、もっと先をみておく必要はある。うんと引いてみた場合、日本地域は空白ゾーンになっている。端的に危険です。




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