田中公一朗 "The Future News"

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zoom RSS サンクトペテルブルグからニューヨークへ From St.Peterburg to NYC

<<   作成日時 : 2009/10/15 02:00   >>

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ロシアがアメリカ合州国に与えた計り知れない影響を簡潔に追ってみましょう。

@ニューヨークを中心にしたバレエ。
A同じくニューヨークのミュージカルの振付。
Bリバタリアン的要素の普及。


今週はじめまで、NYCバレエが来日公演を繰りひろげてゆきました。このNYCバレエ、振付家のジョージ・バランシンが創設者のひとりです。今回もバランシン作品ばかりでした。

このバランシンは、1904年サンクトペテルブルグ生まれ。グルジア系の家族です。父はグルジアの作曲家。グルジアといえばいまロシアともめている地域です。その後、ボリシェビキによる革命があり、苦しい生活をした後に王室バレエ学校が復活、そこを卒業。
その後、バレエ・リュスにかかわります。ディアギレフ主催。ここでストラヴィンスキーと出会います。渡米し、バレエ団を創設。チャイコフスキーの『セレナーデ』やストラヴィンスキーの『アゴン』、『オルフェウス』などに振付ます。

第二次大戦後、ジェーロム・ロビンスをNYCバレエに招きます。このロビンスは、ミュージカルの振付のほうがはるかに有名ですね。『屋根の上のヴァイオリン弾き』、『ウエストサイド・ストーリー』、『王様と私』など。彼は彼で、ロシア系ユダヤ人の息子として生まれています。

ミュージカル・コメディーが、「ミュージカル」として独立してゆく過程はいまはさておき、ニューヨークの中心的なバレエとミュージカルにロシア文化と、ロシア系の移民が関わっているのですね。



話はまだ続きます。


1905年にサンクトペテルブルクで生まれたユダヤ系作家、アイン・ランドがどの程度アメリカ人に影響をいまも与えているか。このことを考えるのはむずかしいですが、アラン・ムーアやラルフ・ローレン、FRBの議長だったアラン・グリンスパンにも多大な影響、というか精神的な支柱になっています。ちなみにラルフ・ローレンもベラルーシからのユダヤ系移民です。

このように政治思想としてアメリカの核心部分を形成しているのが、サンクトペテルブルグ・コネクションとでも名づけられそうな人たちです。自由主義者、それもリバタリアンとしてでしょう。


その後アメリカと旧ソ連は、冷戦という戦いを経験しますが、それはお互いが実は似ている面があるからこそ、あのような競争と相互に非難をすることが可能だったのでしょう。

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アメリカには、セントピーターズバーグという有名な都市があります。これはサンクトペテルブルグの名を取っています。開発したのはロシア系移民。スポーツ(タンパ・ベイ)が盛んな都市でもあり、またウィキペデイア財団の本拠地です。




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