田中公一朗 "The Future News"

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<<   作成日時 : 2010/04/08 03:37   >>

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聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)
講談社
中村 光


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『聖☆おにいさん』(せいんとおにいさん、と読む)。いまごろ紹介とは、との感じもありますが・・・
キリストと仏陀が、現代の日本に住むという設定。中央線沿線なので、東京在住だとより笑えます。

自分自身は特定の宗教に帰属、所属してはいないのですが、キリスト教徒が読んだらどう思うか。一部分気になるところではあります。商業と結び付けている箇所もあるのですね。ただ原理主義でなければ、むしろ楽しめるかもしれません。


ここにはムハンマド(マホメット)は登場しない。そこは著者の配慮でしょう。

ただ、2004年辺りに起き、いまでも終件を見ていないヨーロッパにおいての風刺画事件のことを思い出さないわけにはいかないでしょう。


テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
エンターブレイン
ヤマザキマリ


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こちらのほうが個人的にはよりおすすめかもしれません。こちらも現代日本に、ローマ人技士(ローマ帝国後期)がなぜか現れます。お風呂から温泉まで。

『テルマエ・ロマエ』のほうは、時代を往還、言ったり来たりするのです。この2つのコミックは似ています。日本文化の素晴らしさを、過去との比較のなかで強調しています。


タイム・スリップ自体は、彼らが選択したものではなく、少なくともはじめは時空の移動状況に巻き込まれているのです。


どちらもマンガ界の大きな賞を取っているところも似ています。笑いに包んで、自文化のアイテムを確認する、というよりも、そこまでの批評性はなくて、ズレた感覚を愉しんでいるんでしょう。


「日本文化」の優越性を笑いのなかで暗に主張するのは素晴らしい。しかし、それは他の文化や宗教をおとしめる中で行なわれたら、あまり愉快ではない。ここが境界線でしょうか。







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