11/12日、上智大学での講義のサポートページ

この日の講義は大きく2つから成り、
前半は人類の誕生以前から、ミゼルのhmmmmm仮説の紹介と、その仮説内の矛盾を解説しました。

後半は、拡散した人類(ホモ・サピエンス)が、どのように環太平洋に広がったか、そしてそこで演奏された音楽を推定しました。また現代のテクノと民族楽器の関係も部分的に聞いていただきました。

以下、当日参考にしたものです。



*今日の音源:

安東ウメ子、『イフンケ』

Oki Dub Ainu Band,『Sakhalin Rock』
 これは評判よかったですね。トンコリを使ったテクノ。

Nortec Collective、”Bulevar 2000”
 メヒコ系です。

Hugo Fattoruso & Rey Tambor,,”Puro Sentimento”
 キーボードと、パーカッション3人のみのもの。

『アイヌのうた』、JVC
 子守唄仮説に関係する部分も出てきました。





*参考文献(順不同):

小泉文夫、『音楽の根源にあるもの』(1994)平凡社ライブラリー
 この中の論文を、現代的に書き直したいなと僭越にも考えています。基本発想はそこです。小泉さんの見方には大賛成です。


大塚柳太郎、「『人口100億人時代』をどう迎えるか」(2009)講談社、興亡の世界史20巻所収
 この『興亡の世界史』シリーズは、ほとんどハズレなしです。世界史を大学受験的な知識として知っているだけでは、ほとんどなににも「使えません」。現代の先端的な説で絡めとり、その当否を自分で考えてみて、はじめて歴史が自分の身近なものになるのでは?


Steven Mithen,”The Singing Neanderthals” ,2006,Harvard University Press
 邦訳は、『歌うネアンデルタール』(早川書房)。誤訳が目に付きますが、訳しにくい本ではあります。


松木武彦、『列島創世記』(2007)、小学館 日本の歴史 第一巻
 縄文から古墳時代を統合的に説明しきった本。なかなかない力業。

レイ・ジャケンドルフ、『心のパターン』(2004)、水光雅則訳、岩波書店
 最近の言語学の流れを代表する一冊。この中にも音楽の説明は出てきます。数ページ 笑


以上、参考まで。






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