テーマ:書評

【紹介】 グランド・ツアー(岡田温司さん、その他) Grand Tour Studies 

グランドツアー――18世紀イタリアへの旅 (岩波新書)岩波書店 岡田 温司 Amazonアソシエイト by 岡田温司さんの新著のひとつです。 いままで、グランドツアーについての包括的で、入門的な本がありませんでした。このグランドツアーからヨーロッパの概念がより強化されたともいえます。また美術、芸術全般の価値観の変化、自…
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長編小説は消え去るのか? Franzen's New Novel,"Freedom"

ジョナサン・フランゼンの新作長編小説、"Freedom"がアメリカで話題です。日本でも彼の小説は一部翻訳あり。 さて、こういうハードな家族小説を書く人が現在ではほとんどいなくなってしまいました。しかしアメリカにはいる。そこがアメリカのもはや数少なくなってしまった優れた文化でしょう。 2年前に惜しくも亡くなったDa…
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【書評】 岩村充、『貨幣進化論』

貨幣進化論―「成長なき時代」の通貨システム (新潮選書)新潮社 岩村 充 Amazonアソシエイト by なぜここまでデフレが延々と続くのであろうか? 金利を下げられるところまで下げても、「流動性の罠」に囚われたままなのはなぜか? もしかすると、これは経済構造が変わってしまっているからではないか? こう考えるのが自然でしょ…
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コミックとタイムスリップ Comics and Cultural Superiority

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)講談社 中村 光 Amazonアソシエイト by 『聖☆おにいさん』(せいんとおにいさん、と読む)。いまごろ紹介とは、との感じもありますが・・・ キリストと仏陀が、現代の日本に住むという設定。中央線沿線なので、東京在住だとより笑えます。 自分自身は特定の宗教に帰属、所属しては…
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【書評】福嶋 亮大、『神話が考える』

神話が考える ネットワーク社会の文化論青土社 福嶋亮大 Amazonアソシエイト by 神話が考える。このタイトルを見て、レヴィ=ストロースのことを考えない人はいない。人には主体性などない。かりにあっても、それは神話素の対立の中で、同じような二項の組み合わせのバリエーションに過ぎない。人は神話の枠組みのなかではじめて働くのだ…
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【書評】佐々木倫子、『チャンネルはそのまま!』 Stay with us

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)小学館 佐々木 倫子 Amazonアソシエイト by これも紹介です。 仕事ってなんだろう、とか自分の位置とか考えますね。でも最終的には、その人の人格を表に出せるか、なのかもしれません。 同じマスコミが舞台…
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【書評】ジョシュア・C・ラモ『不連続変化の時代』The Age of the Unthinkable

不連続変化の時代: 想定外危機への適応戦略講談社インターナショナル ジョシュア・クーパー・ラモ Amazonアソシエイト by 書評というよりはご紹介。 上から均質な砂粒を落とします。すると砂の山ができあがりますね。 では、なおも砂粒を落としたらどうなるでしょうか? 当然崩れますが、どの一粒で崩れるか? そ…
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タイトルにごまかされてはいけない Title Does Not Matter

読んでいない本について堂々と語る方法筑摩書房 ピエール・バイヤール Amazonアソシエイト by タイトルに騙されそうになります。しかしそれも著者の目論見なのでしょう。中身はユーモアたっぷりでありながら、「一冊の本が一冊の本だけで成立してはいない」ことを多くの例示とともに説得的に書きます。これだけだと古臭い感じのテクスト理…
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【書評】野町 啓 『学術都市アレクサンドリア』 Alex!

アレキサンドリアといえば、図書館。そしてアレクサンダー大王です。まえから興味はあったのですが、なかなか移動中に読めるような手ごろな本がありませんでした。日本での研究も手薄らしい。そこに、この本が先月に出ました。 ひじょうに簡潔で明快な記述のなかに、この地域で起こったことを集約させた、驚異的な本です。 いくつか内容的なことをピ…
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【書評】 ジャック・アタリ、『金融危機後の世界』

金融危機後の世界作品社 ジャック・アタリ Amazonアソシエイト by ウェブリブログ ジャック・アタリ。若いころより先鋭的な著作を発表してきた、単なる才人を越えた人。『ノイズ』や『アンチ・エコノミクス』、『カニバリズムの秩序』などといった、歴史を再編成し編集しなおす本を出してきました。 昨年の『21世紀の歴史…
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【書評】 坂井 克之 『「わたし」は脳から生まれる』

心の脳科学―「わたし」は脳から生まれる (中公新書)中央公論新社 坂井 克之 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 最近、脳に関する本をまとめて読んでいます。この作業は15年ほど前に一度やったことがありますが、当時と比較してあまりに長足の進歩と変化を遂げていることに驚いています。わかってきている「事実」のほうがさらに…
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【書評】宮台 真司、『日本の難点』

日本の難点 (幻冬舎新書)幻冬舎 宮台 真司 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ このところ書評が続きます。 基本的に個人的に「いいな」と判断した本のみを「書評」としています。専門書は省いています。 さて、この『日本の難点』ですが、言葉が難解です。社会学の知見を解説なく使っているので、その知識がないと読むの…
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【書評】村上春樹 『1Q84』 BOOK1,2 Little People Alive

1Q84 BOOK 1新潮社 村上春樹 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ きわめて異例な売れ方をしている『1Q84』。 短く書きます。 村上春樹さんの過去のファンは、やや困惑するでしょう。 というのも、 登場する自分たちがなにかに巻き込まれてゆく、というパターンを 取りつつも、主体的に行動をする…
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【書評】『人類はどこへ行くか』(興亡の世界史20巻)

帯に、本当の「世界史」が生まれつつあるけれど、それを実感させてくれる本。 自分の場合、日本史、世界史をやっていました。受験科目であるというだけでなく、教えていたこともあります。いかんですよね、専門でもないのに。某有名資格試験の学校で大学生向け。 それはいいんです。「日本」の場合、中国の歴史観を引き継いだ形の東洋史と、輸入学問であ…
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【書評】大塚ひかり全訳、『源氏物語』、"Genji" and 1001 years

やっと「読みやすい」現代語訳が出ました! 源氏物語〈第1巻〉桐壺~賢木 (ちくま文庫)筑摩書房 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 自分のことで恐縮ですが、白状すると 『源氏物語』を原文で通読したことはありません。高校生のころ、円地文子訳が文庫になり、それで知っている程度。それから高校の図書室にあった、玉上琢彌さ…
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【書評】 田中明彦、『ポスト・クライシスの世界』

ポスト・クライシスの世界―新多極時代を動かすパワー原理日本経済新聞出版社 田中 明彦 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 田中明彦さんは、『新しい中世』という概念を広めた(現在はある意味で「中世」だ)が、その時間軸の応用が本書にもある。もちろんそのことを知らなくても、充分読める本である。 というのも、この本は…
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階段の設計 De-sign St-air

Stair Design (Design Book)Daab Pub Daab Amazonアソシエイト by ウェブリブログ この本、表紙デザインがぱっとしませんが、中身は充実しています。企業内やホテル、私邸のさまざまな階段のデザインのみを集めた写真集。シリーズものなので、建築系のかたはよくご存知でしょう。自分はアルマーニ・…
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地球儀がほしい! have a globe

まえから地球儀がほしいので、なにを買ったらいいかな、と思っています。 そうしたら成毛眞さんが、こんな本を紹介していて、そのブログを堀江さんが紹介していました。 http://d.hatena.ne.jp/founder/20090324 そういえば、最近モノを買わないです。家電は壊れないから買いません。もったいないしゴミに…
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【書評】大前研一、『知の衰退からいかに脱出するか?』

「知の衰退」からいかに脱出するか?光文社 大前研一 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ たまにビジネス書を読むことがあります。しかしふだんはあまり触手が動きません。ビジネス書に書いてあることは、やっている人は自分で考えてすでにやっているでしょうし、自分で考えられない人は、「いいアイデアだ」と思い、さあ明日からやろう…
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=週初版= パイ、G20、ビール、書評、パトカー。

=週初版= ~目次~ *アップルパイの正しい食べ方 *G20の政策 *<特集> ビールの現在形 *書評 *パトカーの「なぞ」 *アップルパイの正しい食べ方* アップルパイですが、これはどこからどうやって食べたらいいのでしょうか? このようなパイ生地で出来たものは、ミルフィーュをはじめと…
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【書評】 浜 矩子、『グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに』

65億の人たちが、それぞれに綱渡りをしている。そしてそのことに気がついていない。 わたしたちはいま、どこにいるのか? 要するに、自分たちは、自分の立ち位置をしっかりとつかめているのだろうか? そういうことまで考えさせる本が、浜矩子さんの新著だ。 浜さんに関しては、以前よりテレビでなかなか鋭い切り口と比喩で現状を明らかに…
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【書評】北野宏明、竹内薫、『したたかな生命』

したたかな生命ダイヤモンド社 北野 宏明 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 現在の生物学や医学、生化学の方向は、理論生物学に向かっていると言ってもいいように思います。つまり物理学や経済学と似てきていて、まず理論thoeryを考えて概念構築と仮説を綿密に立てて、同時に実験をしてゆくというアプローチですね。 その流…
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【書評】ロナルド・トビ、『「鎖国」という外交』

鎖国は、「日本史」なかでの一大テーマであり、また「島国」を代表するイデオロギーとしても扱われてきた。しかし、現在の「日本地域史」は「鎖国史観」から脱しつつある。その中でのかなり過激な一冊であるといえそうだ。 著者ロナルド・トビRonald Tobyは、「鎖国」真っ最中に、なぜ朝鮮や琉球から通信使という形で「日本」に使節が訪れて…
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マンデルブロ、ハドソン、『禁断の市場』(書評)

経済学から、合理的で理性的な個人、という概念が消えてしばらくたつ。もちろん経済学の教科書はまだ個人というのは理性的に行動するという前提で書かれているけれど。 しかし実験経済学や進化経済学、行動経済学などでは、さまざまな成果が出はじめている。 この『禁断の市場』(原題は『市場の(誤った)振る舞い』。第12章のタイトルを本のタイトル…
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本たち。

ケータイから投稿してみました~ ケータイから投稿のあと、PCから書いてます。受け取れなかったアマゾンからの本です。 いままでの考えを変えて、映像も入れてみようと思います。 間違えて、ヤバい映像を載せないように充分注意しますが、たぶん間違えます。 やだな~~クリックすると、かなり詳しい情報が・・・>< …
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昭和天皇と神々(『昭和天皇』、書評) War,Gods,and Nation

昭和天皇というと、「あ、そ」と、言う「おじいちゃん」という印象しかないのがふつうでしょう。 しかし、実際には若いころは統帥権をもち、戦争遂行者として市民から絶大な支持を得ていました。 白馬、「白雪」号に乗り、皇居の正面鉄橋、いわゆる二重橋にさっそうと現れるのです。 そして、人々はそれを見て、万歳を叫び、感泣したのです(19…
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Books 2 reeeeead (but how can i ?)

"Cosmopolitanism: Ethics in a World of Strangers (Issues of Our Time)" by Kwame Anthony Appiah ふつうに考えると、他者論。こういうカント的テーマを扱うと理想主義になりがち。しかし、どのみち、他の人たちとうまくやっていかなくてはならないこと…
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books 2 reeead

"Modernism: The Lure of Heresy" Peter Gay ピーター・ゲイの新著。評判がいいので買ってみました。ゲイはすでに膨大な量の著作があり、一部は日本語にも訳されています。この『モダニズム』は、ほとんどあらゆる分野を探求しながらモダニズムというテーマで集活しているようです。 "Hard…
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