テーマ:アフォリズム

アフォリズム、その38

先進国の場合、ある人が「前向き」かどうかは、歩くスピードをみればわかる。 ぬいぐるみの虎しか知らない人は、本物の虎を見たら、思わずかわいい、といいながら撫でてしまうだろう。 ヴィジョン、ヴィジョン、ヴィジョン! 政治家にはヴィジョンがないと人は言う。しかし実際にヴィジョンを持つ人は少なくない。でもそれを現実に見せ…
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アフォリズム、その36

最先端にいる人たちは、いつも最先端固有の問題にぶち当たる。誰もいままでやったことがないからゆえに生じる困難さ。 しかし一方で、人がやることは古来からそれほど変化はない。つまり、古典的な行為の繰り返しである。ここまではマルクスがあきらかにした部分。 自分は独特だ、特別だ、天才だ、と思い込む。それが一般的な人である証明。また…
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アフォリズム、その35

ノートは大きいほうが創造性があがる。手帳サイズよりもB5。B5よりもA4やA3。書いたことに相互の関係を見いだしやすい。セレンディピティーが起きやすい? アブダクション? しかし、ノートに書く部分が大きいと、視界から外れる部分も同時に増える。 より一般的に書くと、人の視界、知的な視野が届く範囲は限られている。だから生…
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アフォリズム、その34

現在は過去によって改造されてゆく。過去は現在によって書き換えられる。 その意味で、過去と現在は相補的である。 たしかにベルリンの壁は崩壊した。しかし壁は拡散した。イスラエル、リオデジャネイロ、アメリカ=メキシコ国境といった物理的な壁。そして移民拒否という不可視な壁。 民主制の過剰から生物学的政治、ファシズムが生…
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アフォリズム、その33

人が、社会の歯車になったときに、社会の半導体になったときに、人はもっとも喜びを見いだす。自主性や自立といったことの虚構性があらわになるからだ。しかし、そのことを正面から言うと全体主義と勘違いされる。 かりにいま息苦しいとしよう。呼吸がしにくい状態だ。その状況から脱出する方法はある。ひとつは宗教だ。信仰をもつこと。もうひとつは、…
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アフォリズム、その32

夜が朝をつくる。 コンピュータに依存すればするほど、感性や感覚、勘は衰える。「これはなんとなく変だ」と思うことが少なくなる。たとえば道を歩くときにGPSに頼っていると、「こちらのほうかもしれない」と直感で目的地を探す能力は衰える。 内面の声。 しかし、コンピュータによって「どの情報が必要か」を手早く選びとる…
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アフォリズム、その31

建物の内部構造は、「心」の構造を反映している。部屋。 いきなりいい話は来ないが、悪い話はいきなり来る。 庶民という言葉を使う人は、庶民からの脱出願望が強すぎる。 正しい時間に正しいドアをノックすること、これがむずかしい。タイミング。プレイシング。ノッキング。 人が労働する場所はどんどんと減って…
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アフォリズム、その30

「返事がない」という状態は、意外に楽観的になることをもたらす。その人やその対象との関係が非対称的であることを如実にしめすからだ。つまり返事がないことには喜びがある。自虐的なのではなく、進路を先に行くことができる。 原因と説明。このふたつ、本当はなにが違うのか。 アフォリズム。これは上から目線ではなくて、起きている…
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アフォリズム、その29

いまの世界に広がっているのは、「自分で自分に期待ができない」ということではないか? 他者から期待を持たれると、なぜ苦しい心理状態になるのか? それはもともと自分に期待をしていないから、他者からの期待に応えようがないことを本人がよくわかっているからだ。 世界の状況全般にも期待がない。たとえば「若い人」たちは、世界の情勢…
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アフォリズム、その28

どのみち、全員が満足するということはありえない。 もし全員が満足していたら、それはなにも起こっていないことと同じである。 学校は、人の創造性を奪う場所にしばしばなる。とくに記憶を中心にするとそうなる。なぜそれを覚えなければならないか、誰も説明できないし、説明もされないものを覚えなければならない。 仕事へのか…
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アフォリズム、その27

〓質問集〓 いまの時代に、頭がいい、というのがどういうことだと思いますか? 1億円が手元に現金であるとします。あなたはどうしますか? またそれはなぜですか? あなたにはいま不安がありますか? それはどういうものですか? その不安を解消するためにどういうことをしていますか? 10年後…
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アフォリズム、26

服。なぜ服の販売店では、服は静止したままなのだろうか? 人が服を買うときには、自分でたたんである服を広げ、着たときのイメージをしてみなければならない。そして購入した後にそのイメージはしばしばハズれだとわかる。服を動かして展示すればよい。 合理的、ということほど非合理的なことはない。 人は合理的な説明によって納得はする…
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アフォリズム、25

ばかな女ほど世の中に迷惑なものはない。なぜならすぐ泣くからだ。 ばかな人は、自分のことをばかとは思っていないから、当人にとってばかではない。 ばかというのは自分もそこから逃れきれていないのだが、けっきょくばかなのだ。 ばかな人は、ばかげている。 賢い人は、自分自身の能力の限界をよく知っている。だか…
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アフォリズム、24 aphorism series,no.24

ブッシュ大統領は来年1月で任期が終わる。実に残念だ。もう彼の悪口を聞いたり言ったりできなくなる。 The Bush Era is going to be over.His funny stories are over too. 自分(人)は自分の知っていることしか知らない、ということをしばしば忘れる。 i (peo…
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アフォリズム、23

若い人の言うことはたいていの場合「正しい」。老いとは思考しないことだ。あるいは定型的な思考をすることだ。 質問は、素朴なものであるほどよい。根源的な問い。 自信がない人間ほど、人を罵倒する表現を使う。圧迫的表現を好む。 家族。情報のやり取りが多い人は家族のメンバーと考えることができる。 誰かが言っ…
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アフォリズム、その22

始まりとか終わり、というのは実は機能していないのではないか。もう少し踏み込むと、始まりや終わりなどは「ない」、ということ。 芸術artはいつも崩壊collapseしていると捉えることができる。見かけ上は、芸術は「興隆」したり「衰退」する。しかし、実際には、過去の遺産をいい意味でも悪い意味でも壊してゆく。それを人は想像的、と呼ぶ…
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アフォリズム、その21.5

モダニズムを徹底すると、ファシズムになるかファシズムにきわめて接近する。 人という生物は、視覚的な目標に向かって突き進む、たとえそのものを避けたい場合ですら。 論理的な一貫性と、行動の曖昧さは両立する。しかし、論理的一貫性と、決定の先延ばしは両立しない。 賢い人と賢くない人がいる。賢くない人は、自分のことを…
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アフォリズム、その21

世界は完璧ではない。 発想力があり、コミュニケーションができ、行動できる人。これだけの条件を満たす人はきわめて少ない。かりに持っていても、いざとなると逃亡する人もいる。敵前逃亡。 世界の政治史とは、敵前逃亡するかあるいはしないかの歴史かもしれない。 教師の弱点。いつもものごとを教えているので、誰にでも教えた…
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アフォリズム、その20

人にとってもっともむずかしいことは、赦すことだろう。 Nothing is more difficult for people than to forgive. 水は低きに流れる。人は高きところを一度は目指す。 River flows to the lower.People attempt to climb to the…
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アフォリズム、その19

もし、ヴェネチアに行ったことがあるなら、その人はディズニーランドには興味をなくすだろう。 Once you ever touch the ground of Venice,you will learn to forget about Disneyland. 2種類の人類。身近なことしか考えられない人と、大きな視点で考えられる…
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アフォリズム、その18

女性は、「ふり」が出来る。それはベッド上だけとは限らない。男性で「ふり」ができる人は少ない。 Women often pretend. It would not happen only on the bed. Very few men chosen can pretend. 男性は女性のことは最終的にはわからない。それで…
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アフォリズム、その17

人の生はせいぜい70年間のことである。1年が70回。 忙しいときほど、読みたい本が出版される。 忙しいときほど、会いたい人から誘われる。 世界は比で出来上がっている。しかし、その比を計算しようとするのは生物だけである。 ある人の眼、立っているときの姿勢、歩き方を見れば、その人の性格の6割を当ててみせよ…
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アフォリズム、その16

方法が正しくても、いい結果がでないことがある。 方法が間違っている場合、まれに望ましい結果になることがある。 同じであるということは、無駄である。Sameness is a waste.(カリム・ラシッド) 創造的破壊(シュンペーター)ばかりがもてはやされているが、いまの世界では破壊的破壊のほうが流行してい…
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アフォリズム、その15

女性は、「負ける」こと自体にはそれほど執着しない。ただ、誰かから「負けだよね」と言われることは是が非でも避けようとする。勝ち負けの対象は問わない。 女性は細部を見る。 神は偉大である。だから神は存在しない。 神は偉大である。しかし神は存在しない。 どちらも正しい。 ただ音楽だけが、神の実在を信じさせる。…
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アフォリズム、その14

才能について。才能とはまさに天賦のものだ。たとえば、はじめてバイオリンを弾くといい音がでて、音楽も弾けてしまう。そういうのが才能というものだ。 ただ、「努力」によって花開く才能もあるとは思う。 努力とは、持続する意思と、実際に持続させることである。 才能を持ち合わせている人が、残念ながら努力家ではないことはとて…
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アフォリズム、その13

パリには美しい建築物が存在しない。ガルニエのオペラ座は、その代表的なものだ。もっとも醜悪さはある種の美になりうるが。 東京の建築物には美しさ、という観念をあてはめることができない。美しいとか醜いといった軸線の対岸に位置するのが東京だからかもしれない。 色という視点でみた場合、儒教や仏教は派手を好む。カラフルであること…
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アフォリズム、その12

台風自身は、台風の存在を当然のことと考えるであろう。もし台風に自己意識があったならば。 世界というものはいつも小さい。もし仮に、わたしたちが宇宙を行き来できるようになっても、宇宙を広大と考えることはないだろう。なぜならこの場合、宇宙が有限であるからだ。退屈な移動はあるかもしれないが、それは有限であるから退屈なのだ。 無限…
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アフォリズム、その11

人は2度生きる。だから人は2度死ぬのである。 演劇。演劇がなぜおもしろくないのか? それは言葉、とくに話し言葉が死んでしまったからだろう。だから話し言葉がないダンスのほうが圧倒的におもしろい。 話し言葉は語彙を減らし、リアリティーも失った。書き言葉のほうがまだ生きている。 宇宙は暗黒でできている。暗黒というよ…
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アフォリズム、その10

言葉の能力。自分の曖昧な考えをきちんと言葉にして表現できること。その能力は人の不安を取り除く。 電気のコンセント。 世界にはさまざまな形状のコンセントがある。世界の大勢は2つであるが、3つの爪(ピン)が差し込み口についているものも少なくない。ひとつの国家のなかでも地域や建物によって異なる場合が多い。 また、電圧も110Vか…
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アフォリズム、その9

人は「奴隷状態」にならないと、自分を主体であると考えない。「奴隷状態」がなければ、主体の消失といったようなポストモダニズム的な表現が当てはまる。そして「奴隷状態」を自ら択ぶ人も存在する。 いまは、奴隷制が復活した時代である。 法律をどうするか、憲法をどうするかを考えるのがいちばん始めなのではない。市民にとっての権…
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