いまどきのシュウカツ。

自分の立場上なのですが、大学生のES(エントリーシート)を見せられたり、添削をお願いされたりすることがままあります。

だいたい2回添削すると、ESは通るようになります。


その際、修正点として自分が気にしていることのひとつは、

「自分はこんなに凄いんだ」という強調をしすぎている部分です。

そんなに人間的に、つまり能力でも精神力でもすぐれた人など、22,23歳くらいで、そうそういるはずはないでしょう――もちろんいるかもしれませんが――それにしても自分のことを凄い人だと見せたがりすぎるんです。


そういう一方的な自己評価を下す人と一緒に働きたくないですね。ESを書いている本人に訊いても、そういう人はいやですね、と応える。ではどうしてESで「自分は凄い」というESを書くのか?

自分の弱みをそのまま提示することはないですが、自分にとっての苦手な面、改善点を認識しているような人はより信頼できるでしょう。

もちろんこういう台詞はすぐに自分にも返ってくるのですけれど。


あとは気になること。女性(女子)にはほとんどないのですが、男子の場合、完璧主義になってしまうこと。
つまり自分とぴったりあう企業を探そうとして、結局見つからず、フリーターやニートになってゆくケース。たまに見聞きします。


自分にぴったりのジーンズがないのと一緒だと思うんですけれどね。どうしてそんなに柔軟性がないんでしょうか。
これに関して理由はよくわかりませんね。純粋なのは素晴らしいと思う反面、その純粋さは世の中に出ない。

女子は、「資格試験」に逃げようとしたり、留年しようとしてみるものの、結局どこかに入社したほうがいいことに気がつきます。少なくとも自分がかかわっているケースはすべて?そうです。
(関係ないですが、突如なにかの行動に移すというのも、最近の学生さんの一特徴か)


個別の例を書きたいところです。かなり面白い話があるのです。しかし、本人は不快に思うかもしれない。やめておきます。


それにしてもESの添削、とっても時間がかかるんだから、「お礼」の電話かメールくらい欲しいものですなあ。そういうことをきちんとしてくれる人は少ないんです。就職したら、それは自力で受かったのだから、と自分のことはキレイさっぱり忘れているんでしょうか。


それはそれで社会で活躍しているのだから、結果オーライ、と考えています。
かく言う自分も、誰かにお礼を言い忘れたり、ちょっとした贈り物をし忘れて、後から気がつきもはやタイミングを逸するということがあります。

たぶん忘れているケースもあるでしょう。でも忘れていることを忘れている。









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この記事へのコメント

ジェベル
2008年03月02日 12:08
シュウカツってグルメのお話かと思ってしまいました。確かに新入社員で優秀だなと思える人は謙虚というか、自分の欠点を理解している人だなと思います。精神年齢が高いのでしょうか
?年長者から好かれる、年長者の友人が多い人達の様な気がします。私はバブルが本格的に崩壊した平成6年の学卒だったのですが、大変でした。入学した時の就職課の話では、「成績は全部Cでも就職は全く心配ありませんので、公務員を目指している人以外は特別な準備は不要です。」と言われてましたので、将来の事は考えず、受験も大変、就職も大変、中身は薄っぺらの不幸な世代のような気が今でもしています。突然の就職難で、作り話で自分を固めるしかなかったですね。新卒は今でもそんな感じなのですね。時代は変わっても所詮22才はその程度なのかなと感じながら読ませて頂きました。


当時は”面接の達人”なるハウツー本がかなり売れていた様で、その本は強気勝負を推奨してましたね。欠点を問われても長所の話に繋げろとか。作り話の世界というか、ただ今振り返ると、結構不幸な世代で、
ジェベル
2008年03月02日 12:16
最後の8行は消したつもりだったのですが、書き込んでしまいました。
そういえば、先日頂いたコメントで「取次ぎ」はやっぱり重要なんだなと思うようになりました。ありがとうございます。
きゃんべる
2008年03月03日 02:41
「自分はこんなに凄いんだ」と「自分はこんなことができるんだ」とは違うのでしょうね。
アメリカに住んでいた時には自分を誇大表現するかのごとくちょっとできることでもかなり熟練しているように書いたり、いわゆる「売り込み」的な表現がESでは重要でしたね。
変な意味で欧米化しているんでしょうか?
また、私の方も仕事柄生徒のESの添削をしたり、推薦状を書いたりすることがこの時期多いのですが、生徒が私に対する依頼の仕方、(メールで「~書いてくれませんか?」)その後の礼儀など(お礼や合否の結果報告)まったく常識の無い生徒がいます。おっしゃるとおり、かなり時間がかかります。
あまりに礼儀を知らない生徒には気の毒ですが「忙しい」と言ってお断りします。
田中様もお疲れ様です・・・
田中 公一朗
2008年03月03日 05:38
いや、すごくきちんとしている人はしているんです。実際、今年、これは!という人材がいて、むしろこちらから積極的に誰か紹介しましょうか?と申し上げました。つい最近。

きゃんべるさん
お元気ですか?? わ~いw
欧米化、ということじゃない。つまり強い自我が形式的にでも機能していて、「はい、自分はできます!!」と売り込む、あのメンタリティーとはむしろ逆です。

自我機能が弱い。
だから怒(おこ)れないんですよ。いとも簡単に凹むし、怒られると「人格」が否定されたと思うらしい。人格を尊重しているから怒っているのにね。自我が弱いから、すぐに感情的になるし。

高校生は、質問に答えると「うん」と応える人もいる。少なくないんです。さすがに大学生になると「はい」になりますが。田中が甘く見られていることもあるんでしょうが、単に教えられていないんでしょう。

いまどきの若いものは・・・という話をはるかに超えています。結局、大人がちゃんと教育していないんですね。彼らに悪気あるわけではない。丁寧に言うしかないんでしょう。「作法」みたいなことですから。

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