国家資本主義、強化版 Extended Remix of National Capitalism

国家資本主義。定義をしておきましょう。

<政府が、民間の企業の後押しをするだけではなく、私企業が倒産しそうになると、資金援助をし、事実上の国有化を行なう政治体制>

これでいかがでしょう?

なにか足りないか。足りないかもしれません・・・


ただ、アメリカ、ユーロゾーン、UKなどは完全にそうです。日本政府も負けてはいません。エルピーダにJALと、かなり派手に支援しています。邦銀各行に資金注入をしたのはまだ記憶に新しいでしょう。



現在の民主党は、「アジア内需」ということを言っています。日本地域に需要がないなら、日本の範囲をアジア圏まで拡張しようということでしょう。

その成果が2月16日(2010年)のニュース。ベトナムで道路から発電から上下水道までぜんぶ受注した案件ですね。例のJパワーが前面に出てきています。
(2年ほど前、外資が株購入を拒んだのが有名になったので、「例の」と書きました)。

ベトナムに関しては、新幹線の導入もすでに決まっていますから、インフラ整備は「日本」が請け負いますということですね。あとあとの保守点検もやるのでしょう。




このパターンで経済低迷を打開しようとしているのは日本だけではありません。


これも今週のことでしたが、アブダビ首長国で原子力発電を受注したのは結局韓国でした。ここでは韓国首相がアビダビに乗り込んでおりました。
いや、フランスもそうです。政府はセールスマンというか営業部隊化している。


1930年代との似ている点と違う点がはっきりします。


いまさら露骨な植民地化はできないですし、また効率も悪い。では、インフラ整備の名のもとに、技術差をテコにして経済的に「進出」します、ということ。


さらに世界を資本主義と科学技術で覆いつくそうというわけです。

「ほら、資本主義は素晴らしいですよ。こうやって貧しい地域に、電気と衛生的な水、そして経済発展が約束されるのですから」


こう言うでしょう。しかし、それは同時に、バブルという資本主義の高速道路のゲートに入ってゆくことでもあるのです。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック