機長とファンク・ジャズ Captain and Funky Trumpet,Tom Browne

なぜ機長?と思われるでしょうけれど。



この、トランペットを吹いているのがトム・ブラウン。



今回、なかば共演の形のバンド、グルーヴ・コレクティヴのライヴ画像。


本当に久しぶりの新譜が素晴らしい!!

S’Up/ワッツアップ
ポニーキャニオン
2010-08-18
トム・ブラウン


Amazonアソシエイト by S’Up/ワッツアップ の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


少し説明しましょう。
トム・ブラウン。トランペッターとしてというよりも、グルーヴ・マスターとして1980年代初頭に数枚のアルバムを残した人。なにやら怪しげな感覚が付きまとったところが魅力でした。山田詠美さんの初期の小説にも名前が出てきます。
90年代、アルバムを出してはいますが、その後ぱったりと動静がわからなくなりました。

そのトム・ブラウン、噂にはなっていたのですが、現在はコンチネンタル航空(ユナイテッド航空と合併予定)の機長。現在もそのようです。

この新譜『S'UP』、マーカス・ミラー(ベース)などとも近い人脈も加わっています。ウィリアム・スペース・パターソンやオナージ・アラン・ガムスといったプレーヤーの名。ということはプロデューサーの中村照夫さんとも近いということでもあります。



全体的にはノリがひときわ強いというより、落ち着いた感覚のインストメンタル・アルバム。ミディアム・テンポが多いです。トムもトランペットをひたすら吹きまくるのではなく、あくまで全体の音楽に奉仕する形。以前からそういう演奏スタイルでしたが、それがより完成されたともいえるでしょう。
ビル・ウェアのヴィブラフォンの音は、むしろ空間を空けてくれるので、聴き手が音楽に入りやすい。

ブラスのアレンジも比較的シンプルで、高校の「けいおん」部でも充分出来そう。

トムは、オープン、ミュート、エフェクターで演奏。
突如、このような秀逸アルバムが出てくるとは予想しなかった人が多いのでは。ほかにはDJロジック、フレッド・ウェズリーなども参加。


1人の人が2つの仕事ができる、というのは理想かもしれません。ただそれは誰にでもできるわけではなく、たいていは1つのことが限界。しかし1人の人はひとつのことしか出来ないと考えることが自分を限界付けているのかもしれません。


参考:
http://www.tombrowne.org/
トム・ブラウンの公式ウェブサイト。ニューヨークのアーツ系高校は有名ですね。フェデックスFedexの操縦をしていたこともあるとは。

トムの使用トランペットは、ブラスワークス社製。現在ウェブは準備中のようです。






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック